「Scrum Boot Camp The Book x リーン開発の現場 - なぜ現場の実践本が必要なのか」に行ってきた
Scrum Boot Camp The Book x リーン開発の現場 - なぜ現場の実践本が必要なのか - - Agile Samurai Base Camp | Doorkeeper
に行ってきました。
みんながプロジェクト運用で抱えている問題に対する、解決策、ヒント等をいただくQ&A形式のセッションが後半にあったのですが、トーカーの御2人とも大小様々な解決策、案を持ってるので、なるほどな~と感心しっぱなしでした。
今後、プロジェクト運用する時等に覚えておきたいことが多々あったので、印象に残ったことをメモしておきます。
まずは最も印象に残ったポイント。。
プロジェクト運営、手法にゴールはなく、改善し続けることが大事
改善し続けることこそアジャイル!
アジャイル侍のBoot Campの時にもお話ありました。「リーン開発の現場」でも、著者のプロジェクトではプロジェクト初期からカンバンレイアウトの見直し等、様々な方法へのトライが行われていました。
これは、開発案件を持ってる時、常に意識し続けておきたいです。
Q: 現場でのアジャイル開発 どうやって始めるか?
A:
まずは自分がやれる範囲で始めること
- DailyMTG(朝会)
- 継続的インテグレーション(Jenkinsの導入など)
- 個人でテスト駆動開発を始める etc...
小さく始めれるところから OR 自分達の案件に効きそうなところから改善していく。
個人的には、小さく始めれるプラクティスをたくさん紹介している「アジャイルプラクティス」に目を通して、使えそうなものを導入するのも良かなと。
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
- 作者: Venkat Subramaniam,Andy Hunt,木下史彦,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2007/12/22
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アジャイルとはなんぞや?の状態で初めて読んだ時はこんな方法あるのかー!とテンション上がってました。
Q:受託案件で顧客を巻き込んでスコープ調整を行いたい
Q : 優先度の低いスコープをDropするにはどうすれば良いですか?
これは、自分の質問。「リーン開発の現場」、「SCRUM BOOT CAMP」共に苦労しつつもスコープ(要件)の調整を行えているけれど、実際の現場ではどうやってこの状況にもっていっているのか?
A:
- 実際は顧客に信用されていないとなかなか難しい。。
- 難しい課題は代案を提示して調整を行う。
- 案件の後半ではなく、最初にスコープを顧客と調整しよう!
- そのスコープが本題とずれている可能性がある場合は何のために作るのか?を明確にする
「アジャイル開発」だって、やるべきことをきっちりやることなんだ!ストンと落ちました。
Q:デザイナーと開発者等、違う目的を持っている人たちの間でのお仕事、どうやって協力関係を築くか?
A:
- まずはインセプションデッキ等で、小さく巻き込む
- 小さい繋がりから、部署間のコミュニケーションに発展させる
- 場合によっては、非公式に時間を取る(飲み会、ランチ等)
感想
あいまいな記憶ながらざっくりまとめました。
上記以外にもたくさん。。解決策の引き出しの多さに感心しました。
これ言うの年末に続き2回目だけど、、僕も小さく始めよう。
DailyMTGはやってるから、次は振り返りMTGの導入かな?
関連書籍
実践したいときのヒントとして。。
- 作者: 西村直人,永瀬美穂,吉羽龍太郎
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- 作者: Henrik Kniberg,角谷信太郎,市谷聡啓,藤原大
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